読ログあらため、もろもログ

これからは読んだ本を記録していこうと思う。そう備忘録的なやつです。あとそれだけじゃ勿体無いので他にもいろんなの書いてきます。

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Posted by マテリアル悠宇 on  

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忘却探偵 「掟上今日子の備忘録」

Posted by マテリアル悠宇 on   0  0

okitegami
西尾維新の作品といえば
物語シリーズのアニメは結構ハマったなあ。

そして今回は新シリーズを読んだ。

彼の作品といえばやはり”言葉遊び”がクセになる。
その独特な言い回しは一度体験してもらえれば分かるだろう。
ただし、これもやはり読者によっては
くどくどしく感じてしまったり、まったくもって理解しがたい
と思う方もいるかもしれない。

記憶が一日ごとにリセットされる。
トラウマだったり辛い記憶などを心理的作用が原因で
忘却してしまうといった話は良く聞く。
しかしこの掟上今日子は良いことも悪いことも
まるっと一日で忘れてしまう。

記憶力が良い自分にとってそれはおぞましいことだと感じる。
いやそうでなくてもか。

そして物語は彼女が時間の許す限り推理を
していくというもの。
先に挙げた境遇にある彼女の
事件の推理、アプローチはなかなか面白い。
覚えられないならそれなりの方法も
あるということか。
でも読んでいて確かにそうするかも、とも思ったり。

そして探偵というのは事件がなければ
活躍できないのはもちろんだがそこは問題ない。
あらゆる出来事に巻き込まれる体質の主人公・隠舘厄介がいる。
名前からして何かありそうなこの彼が掟上今日子の常連客というわけだ。

各話の内容もさることながら
物語の核となる彼女はなぜ記憶がリセットされるのか。
また何故探偵なのか。
その辺りもどうなっていくのか非常に楽しみである。

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鳴神の 少し響みて さし曇り 雨も降らぬか 君を留めむ -「言の葉の庭」

Posted by マテリアル悠宇 on   0  0

kotonoha
この本、タイトルが同じ映画のノベライズなのだが
これはぜひ合わせて楽しんでもらいたい。
内容を語る前に少しだけ新海誠について話ておこう。

主に中編アニメーション作品が多い監督で知られる
アニメーション監督であるが、代表作には秒速5センチメートルなどがある。
彼の作品は結構好きでチェックしてるが
この言の葉の庭もやはりとても良い作品であった。

彼の作品の何が良いかと言うとやはりアニメーションの表現だと思う。
普段目にするような風景や道だったりが表現豊かに彩られているのだ。
いつもの帰り道がちょっときれいに見える。

今回の映画作品で言えば”雨”がテーマだったが
その表現方法が素晴らしかった。
友達に新海があんまり好きじゃないという
やつがいるが、そいつでさえ絶賛してたほど。
確かに新海作品は中身がないだ、どうだ、などと話は聞くがそれはどうだろう。
彼の作品には情景に繊細なものがいくつも散りばめられて感じ取れる。

話は若干逸れたけど、物語はというと
高校生である主人公が大人の女性に恋をする普通のお話。
うぶでまっすぐなんだけど、どこか背伸びをした少年の
不器用な恋愛をにやつきながら読む。(笑)自分はどうだったろうと。
ノベルを読んだら大人っぽい一面も結構見れて割と好感が持てる。

対する相手の女性は教養があり透明感のある女性?
なのだが、初出は公園で朝からビールを煽る一面も(笑)
うん。このくらいギャップがあった方がグッとくるのは確か。
しかしまあ色々と抱えているこの女性。
やはり弱っている女性を助けたいと思ってしまうのも男の性か?

ただ公園で偶然顔を合わせた二人が
意外な接点に気づかず、お互いの距離がどんどん縮まっていく…。
その過程も割と大事なので両方押さえることをおすすめする。

そしてさらに楽しめるポイントがいくつかある。
ノベライズ版では登場人物それぞれにスポットを当てた
章立てになっているのだがこれが面白い。
映画ではほとんど触れられていない登場人物たちの
想いだったりが本人視点でしっかりと語られている。

またタイトルに言の葉とあるように、この物語では度々短歌が出てくるのだが
映画で見るよりも歌に込められた想いを感じ取れる。短歌には素養がないのだが
解説までついているので安心して欲しい。
ああ、昔の人はこんな風に恋心を歌ったのか…。とまた情景が浮かび少ししんみり(笑)


とまあ長くなったがおすすめであることはご理解頂けたかと。

新海作品は心の休息に丁度良い。疲れた時とかは最高かも。
そのうち秒速でもおさらいして書こうと思う。

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